外観は全く違うものの、車内側は極力同じ仕様に仕上げている。
　車内への見通し確保のために、運転席側の仕切窓を限界まで大きくしている。種車となった115系1000番台は耐寒耐雪対応では、モーターの冷却エアー等の吸い込みの為、雪切り室があります。そのため、運転台を思いっきり大きくし、運賃箱の格納スペースや各種表示器の操作盤を水平に取り付けている。

　椅子は旧品をそのまま再利用として、セミクロス配置となった。この方が転換クロスよりも1両当たりの座席数が稼げます。また、天井は平天化もせず、化粧版をベージュ系のものに張り替えただけ。あと、ドアエンジンを直動式にしている。

　電動車でしかも制御車のため、スペースが取りづらく、機器室とか水タンク、汚水処理装置やらを併設した為、巨大化した外観となった。